専攻紹介学校教育専攻
子どもに寄り添う教育を求めて
深川市で新入生合宿研修
「⼼理学実験・アセスメント」で「錯視実験」を行っている様⼦
教員からのメッセージ
佐々木 真吾先生
(教育心理学分野)
この専攻では、教育の方法、哲学、制度、歴史や心理学について学ぶことができます。文献を調査したり、実験をしたりするなどして、学校をはじめ、教育に関わるさまざまな場でリサーチ を行いながら学びを深めていきます。私が担当する発達心理学では、人間の心身の変化について学び、理解を深めます。人間の発達は母親のお腹の中にいるときから死ぬまで連続して続くものです。発達を理解することで、学校現場で関わる子どもた ちが今どのような状態にあるのかを捉えることができます。また、将来どのように成長・発達するのかを見据えた上で、教育 実践を展開していくことが可能となります。発達心理学をはじ めとする心理学を学び、子どもたちのより良い成長・発達を支 援する教育のあり方について一緒に考えていきませんか。
学生からのメッセージ
谷川 みはるさん
(教育学分野 3年)
[登別明日中等教育学校 出身]
皆さんは、全く勉強に興味を示さない子どもがいたらどうしますか。他のことに関心が強かったり、やり方がわからなかったりと、その背景は様々です。実習などを通して、子どもとどう関 わっていくべきか考えていきます。また、教育について考える機会として、私たちの分野には「授業づくり合宿」というものがあります。この行事は、班ごとに協力して指導案を作り、実際に授 業を行うというものです。授業練習と指導案の修正を繰り返しながら、授業の進め方や指導の方法を学んでいきます。私は、教師の立場にならなければ、授業に多くの工夫と思いが込められていると気づくことが出来なかったと思います。
皆さんも一緒に、教育の新しい世界を探しに行きませんか。
分野分属の時期と方法
学校教育専攻では3回の分属作業を経て所属を決定します。1回目は入学時の専攻ガイダンスで行う第一次仮分属です。希望分野と分野で学びたいことを問う希望調査を行い教育学分野・教育心理学分野のいずれかに仮分属します。希望者が分野の定員を超えた場合は、希望調査にもとづいて話し合いを行い調整します。定員数は分野の教員数に比例します。2回目は1年前期終了時に行う第二次仮分属です。希望調査と1年前期のGPAにもとづいて仮分属します。3回目は1年後期終了前に行う本分属です。最終的に所属を決定するために行いますが、分野の移動は希望する分野の定員に空きがあった場合のみ認められます。以上3回の分属作業を経て、2年次進級の時点で所属が決まります。