専攻紹介理数教育専攻
算数、数学、理科の先生を目指そう
1年次のアカデミックスキル 地域の小学生が参加する土曜講座(土の中のむし)
教員からのメッセージ
ある教育実習での研究授業参観風景 居相 真一郎 先生(算数・数学教育分野)
研究授業では、実習生が算数・数学の面白さを子供達に伝えようと、懸命な姿を見せてくれます。その姿が『輝く』ように見えて、私は「成長っていいな」と思うと共に「授業っていいな」と感じます。そこには『頑張る実習生』を応援しようとする子供達の姿があります。実習の中で、子供達とたくさん話をしたり遊んだりしたのでしょう。その関わりから生まれる実習生と子供達との信頼関係を、授業の中に見ることが出来ます。教室の周りでは、現場の先生方が見守ってくれています。この授業の準備では、実習生と一緒になって多くの時間を費やしてもらったのだと思います。この様な多くの関わりの中で『輝く研究授業』での姿が現れています。こんな『授業の良さ』を皆さんも体験してみませんか?ちなみに「授業っていいな」という言葉は、ずいぶん前に退職された先生の口癖です。素敵な言葉だと思います。
学生からのメッセージ
久保 華凜さん
(理科教育分野3年)
[札幌第一高等学校 出身]
理科教育分野では、講義や実験を通じて理科に関する専門的な知識や能力を身につけることができます。高校で学んでいない科目でも講義でもう一度学んでいくので心配することはありません。さらに、教育法や附属中学校での授業見学から、子どもたちに理科を教える際に大切なことを考えながら学ぶことができます。領域ごとの講義や実験もあり、私の所属している生物学領域では1〜4年生全 員で、春に利根別で花や草木の観察と同定、秋には大学近辺でキノ コの採集と同定を行う野外実習や、2年生の夏に小樽の忍路で行う 臨海実習などたくさん自然に触れて生物の生態や構造を理解することができる機会があります。理科が好きだ、興味があるというみなさん。一緒に理科を教える楽しさについて学んでいきませんか?
分野分属の時期と方法
理数教育専攻では、入学時に算数・数学教育分野、理科教育分野の2つの分野のどちらに所属するかを決めます。所属分野志望調査票で意向調査を行い、志望者数が各分野の受入れ予定人員を超えた場合は、前期日程、後期日程それぞれの入学試験の総合成績を用いて決定します。